
あなたに課された使命は、ただ一つ。
その命尽きるまで、この世界を守り抜くこと。
それは決して易しいものではないでしょう。
あなたは使命を果たすために、
時には戦いの炎に身を曝すでしょう。
愛しいものと別れねばならないでしょう。
ようやく辿り着いた安息の地でさえも、
常に揺るがされて平穏でなく、
新たな理想を求めて彷徨わねばならないでしょう。
何度も、何度も。
その命尽きるまで。
けれど、どうか忘れないで。
この世界を守れるのは、あなただけだということ。
たとえあなたが絶望し、歩みを止め、
傷ついた身体を横たえて、
いっときの眠りについたとしても、
あなたから使命を奪える者はいないということ。
この世界は、それほどまでに脆いということ。
あなたの魂が、それを知っていること。